活動報告

地域安全

福島第一原子力発電所へ視察に行ってまいりました。

一昨日、東日本大震災後の津波により大惨事をおこした福島第一原子力発電所へ視察に行ってまいりました。
事故発生から13年経過し除染作業も進み、原子力発電所施設内の放射線濃度も一部地域を除き安定し今では爆発を起こした建屋を見渡せる場所まで入れるようになりました。
だた依然として、爆発を起こした原子力建屋内では熱等が発生し、海水による冷却と放射線吸着除去が行われていました。
放射線線物質のストロンチウムとセシウムなど62種はほぼ吸着除去出来るそうですがトリチウムは除去が難しく、海水で国の基準値以下に充分薄め1㎞先の沖に排出しているとのことでした。
なんと、燃料デブリの取り出しや汚染水処理を行い完全廃炉まで30〜40年かかると伺い驚愕しました。
人間が考える安全技術には限界があり、安全クリーンなエネルギー調達に注力すべきと現場を見て改めて学ばせていただきました。

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